4.防災・砂防調査
技術実績について
近年の気象現象の変化に伴い、毎年、土砂災害が発生しています。
砂防の重要性はますます高まっており、砂防事業として実施されるハード対策とソフト対策の両面を進める必要があります。
その中で、私たちは、砂防の調査・計画・設計に取り組んでいます。
■砂防基礎調査
土砂災害から国民の生命及び身体を保護するため、土砂災害が発生する恐れのある区域を明らかにして、それらの区域で警戒避難体制の整備等のソフト対策を推進する目的で、「基礎調査」を実施し、土砂災害警戒区域等の設定、ハザードマップの作成を行っています。
【基礎調査(土石流)】
【基礎調査(急傾斜地)】
■砂防関係施設長寿命化計画、健全度評価
多くの砂防施設が老朽化する中、これらの既存施設を計画的に修繕・改築を行い、長寿命化や機能向上が図られています。
砂防関係施設の『変状調査』『健全度評価』『劣化速度の分析』『補修対策工法の検討』及び『概算工事費の算出』を行い、砂防関係施設長寿命化計画の基礎資料の作成を行っています。
■砂防調査・計画
土石流等による災害を防止・軽減するための砂防事業において、渓流や斜面にある不安定な土砂の量を把握し、立木の状態等を調べ流木量の想定などを行うことで、砂防施設の計画・設計のための基礎的な状況把握の調査を行っています。また、その調査結果を基に、施設配置計画を行っています。
■砂防設計
各河川事務所や砂防課の「砂防技術指針」「砂防施設設計要領」を基に、設計基準や基本条件を確認・整理を行い、詳細設計、改築設計を行っています。
主な業務実績
【砂防基礎調査】
都道府県の業務件数
神奈川県1件、千葉県3件
大阪府1件、兵庫県1件、奈良県1件
愛知県1件
山口県1件、愛媛県1件
愛知県5件
兵庫県1件
愛媛県1件
神奈川県1件
愛知県2件
兵庫県1件、和歌山県1件
愛媛県1件
【砂防関係施設長寿命化計画、健全度評価】
都道府県の業務件数
愛知県1件
愛知県3件
三重県1件
大阪府1件
奈良県2件
愛知県3件
和歌山県2件
長崎県1件
【砂防調査・計画】
都道府県の業務件数
岐阜県1件
福島県1件
高知県1件、鳥取県1件
長野県1件
兵庫県1件
広島県1件
【砂防設計】
都道府県の業務件数
秋田県1件
三重県1件
岐阜県2件
和歌山1件
三重県1件
広島県1件
【土砂・洪水氾濫危険流域調査検討】
都道府県の業務件数
福島県1件
福島県1件